合原ちひろの絵日記@鹿児島市

~清く まっすぐ おもしろく~

街を浸水から守る雨水施設@鹿児島市谷山中央

河頭浄水場”の次は、鹿児島市谷山中央にある”東清見第3雨水ポンプ場”。

東清見第3雨水ポンプ場鹿児島情報高校の中にあります。

東清見第3雨水ポンプ場非常用発電機の壁面に説明資料を拡大したものを貼って説明してくださいました。

東清見第3雨水ポンプ場説明を受けている私の足元には、

東清見第3雨水ポンプ場ピンボケしてしまいましたが、水路内のゴミを除去してポンプの吸い込み口を保護する”スクリーン”があります。

東清見第3雨水ポンプ場左手を見上げると、ゲートポンプや防塵機へ電力を供給し、操作・監視を行う”動力制御盤”。

東清見第3雨水ポンプ場その真下に、水門に雨水ポンプが付いた”ポンプゲート”。

東清見第3雨水ポンプ場覗き込むとこんな感じ。雨が降っていないときや通常の雨が降ったときは、この水路の扉は開いています。

水位計が設置されていて、潮位が上昇したときはポンプゲートが閉まり、ポンプで水路の水を永田川へ排水するそうです。こうやって谷山地区の浸水を防いでいるのですね。

東清見第3雨水ポンプ場設備概要図。

東清見第3雨水ポンプ場対岸の米良ひふ科クリニックの横には”桜川第1雨水ポンプ場”もあります。

現在住んでいるところから直線距離で約250mの場所ですが(歩くと回り道をするので6分程かかります)、直接見るのは初めてでした。

鹿児島市の公共下水道は、雨水と汚水を別々に排除する「分流式」を採用しています。道路や宅地に降った雨水を雨水管きょに集めて川や海に流すことで、街を浸水から守っています。

私たちが気づかないところで生活を支えてくれている施設は他にも数多くあります。施設はただ存在すればいいのではなく、適切に管理・運用していかねばなりません。

普段は直接的には感じられなくても、さまざまな方に支えられて生活しているのだなと改めて思うことでした。

この後は”南部処理場”と”下水汚泥堆肥化場”を視察。ブログに書くのは数日後になるかもしれません。しばしお待ちを。

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