合原ちひろの絵日記@鹿児島市

~清く まっすぐ おもしろく~

退屈の心は「自ら起こす」もの。今宵も写経へ。

月に1回の心を鎮める時間、写経。
今日の「意外!日常に潜む実は仏教用語だった言葉vol.13」のテーマは”退屈”。

妙行寺 写経

普段、”退屈”という言葉は、「することがなくて時間をもてあますこと」とか「飽き飽きして嫌気がさすこと」とかいう意味で使います。

しかし、仏教用語としては「修行の困難に負け、精進の気をなくすこと」という意味だそう。

仏の道に生きようと決心した人が志半ばで挫折した。そのまま志を失ってしまえば死んだも同然で、あとは暇で飽き飽きとした人生があるだけだ。

ということから、今私たちが使う”退屈”の意味となったようです。

”退屈”ねぇ。
時間をつくって参加した講演会で「あ、来るんじゃなかった」と思ったときに”退屈”を感じることがあります(-_-;)

副住職は「退屈の心は自ら起こすもの」だとおっしゃいました。

私が講演会を拝聴していて感じた”退屈”は、講演会に参加した目的を見失ってしまったからでしょう。参加した目的や意義を自分で腹落ちしていれば、そう感じることなく、前向きに参加できたのでしょう。

しなければならないこと、したいことに追われる毎日。
努めて静かな場所でひとりでじっくり考える時間を確保するようにしてはいますが、なかなか難しいです。

うまくいかないことや、難題に対して諦めることなく向きあっていくと、疲れることも、時に投げ出したくなることもあるわけで。

そんなときに、周りの方々の支えのありがたさを痛感します。今日もいっぱい助けていただきました。

それぞれがそれぞれの場で悩みながらも頑張って生きています。私も頑張ろう!

墨を磨りながらそんなことを考えた後は、一筆一筆、丁寧にお経を写しました。

写経

・・・誰? (答)副住職

妙行寺月例写経会

毎月、第3土曜に開催されています。次回は第4土曜の1月23日(土)。
時間:9:00~10:00
場所:妙行寺門徒会館(鹿児島市1-4-1)
参加費:500円(門徒さんは300円)
問合先:浄土真宗本願寺派(西本願寺) 妙行寺
来年から午前のみの開催になるようですのでお気をつけて。

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