合原ちひろの絵日記@鹿児島市

~清く まっすぐ おもしろく~

ピア・ダイアログ(わたし×働くのこれからをデザインする3DAYS)

鹿児島県主催のキャリアアップセミナー”わたし×働くのこれからをデザインする3DAYS”の1日目でした。

鹿児島県 キャリアアップセミナー

かごしま県民交流センターに朝から集まって、会場設営をしたり、役割分担の確認をしたり。所用で事前の打ち合わせに参加できていなかったため、わからないこと、不安なことは他のメンバーに尋ねて確認しました。(※この講座は、鹿児島県とピア・スタディングの協働で実施)

鹿児島県 キャリアアップセミナー

1日目は、ピア・ダイアログ。
仕事をする上で日頃悩んでいること、疑問に思っていること、言われて嫌なこと等、同じ立場にある”わたしたち”で対話を重ねました。

ミニレクチャー

対話の前に、キャリアコンサルタントの松崎さんから”キャリア”についてのミニレクチャーがありました。

キャリアとは、ビジネスだけに限ったことではなく、働くことに関わる過程や生き方そのもののことを指す言葉であり、環境との相互作用によって、生涯を通じて個人が構築し、個人によって意味付けされます。

キャリアは、人生という長いスパンで考えるもので、”点(経験)”ではなく”連続するプロセス”。

さまざまな属性を持つ人材の力を最大限に引き出し、自律的なキャリア形成支援を行っていくことが重要です。

従来の「一律的なキャリア形成」の仕組みを「自律的なキャリア形成」支援の仕組みへと転換することが求められています。

しかし、「個人ではコントロールしにくい」キャリアの外的要素があります。
①景気
②健康状態
③雇用状態(県内の働く女性の約6割は非正規)
④家族/家庭状況
⑤居住地
⑥自然災害

キャリアは全ての働く人にあり、人(個人)と環境(組織)の相互作用で形成されます。だからこそ、マネジメントが重要です。

”キャリア”と聞くと、「エリートの人のことで自分には関係ない」と思っていた方には目から鱗の話だったのではないでしょうか。

ありたい自分を見出し、困難な状況にうちひしがれても一歩踏み出していく。そのためにも「じっくり話を聞いて寄り添ってくれる人」の存在が大切です。

特にここ数年、困難な状況しかない気がする私ですが(汗)、なんとかやっていけているのは「じっくり話を聞いて寄り添ってくれる人」が何人もいるからです。

松崎さんは、今回のキャリアアップセミナーを受講している方に向けて、「じっくり話を聞いて寄り添える一人になってほしい」と話されました。私もそんな人であれるように頑張ろう!

 

対話の時間

松崎さんのミニレクチャーの後は5名程度のグループで対話。

ファシリテーターとして、どうすれば話しやすくなるか、それぞれの発言の背景に想いを巡らすことができるか、頭の中で汗をかきながら過ごしました。(対話の内容は書きません。)

講座のあとに

講座終了後に、この対話の中から出てきた課題をまとめて、次回の講師渥美先生に伝えるために、18時前まで鹿児島県の担当の方々とかごしま女性政策研究会の方々とピア・スタンディングのメンバーと語り合いました。

業務内容の改善・管理はコミュニケーションだけで解決するものではない。
管理職教育がなされているのか。
言いにくいことを言えない人が多い。
事実上ある格差の解消のためには…。
など。
鹿児島県 キャリアアップセミナー

次回の渥美先生のお話が楽しみです!

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