市電に乗ることが多いので、なかなか撮れなかった”カナフアーケード”。夫の運転する車に乗って天文館を通ったので、やっと撮れました。
”カナフアーケード”は、山形屋と鹿児島銀行本店ビルの間の電車通りに架けられた長さ32メートル、幅15メートルのアーケードです。
なぜ夫の運転でこちら方面まできたのかというと、
1月に受けた子宮がん検診と乳がん検診の結果が届きまして。
ここからが本題です。
子宮がん検診の方はハガキ1枚、乳がん検診の方は厚めの封筒。
嫌な予感がしながら開封すると、子宮がん検診は「今回は、精密検査不要と判定されました」と書いてありました。乳がん検診の封筒を開封すると、乳がん検診結果報告書、乳がん検診精密検査実施協力医療機関登録名簿、紹介状が入っていました。
そっかー。
結果報告書には、「乳がん検診の結果、精密検査を受診されますようおすすめします。今回の検査で異常所見が見つかったからといっても、がん等の病気があるとは限りません。まずは、早めに同封の紹介状を開封せずにご持参の上、医療機関を受診して下さい。なお、精密検査見受診の場合は、鹿児島市保健所より受診勧奨の連絡をいたします。」と書いてありました。
うーん。
見なかったことにしたい。(←くらいの衝撃。)
市の保健所から連絡がくるのは嫌だな。(市議なのに。)
そう思った直後に、親愛なるP先輩(医師)に「どこの病院がおすすめですか?」と電話をかけて尋ね、おすすめされた病院に電話をかけて受診予約をしました。(自分の行動力にビックリ。)
「困ったら助けてと言う勇気をもつ」「仕事も何もかも命あってこそ」といつも人に伝えている自分が自分を裏切ってはいけません。市民の方からの相談事や議会に向けての準備はいったん脇に置かせていただきました。(とはいえ、そんなことはおおっぴらには言わないので、電話やメールや訪問はあるわけですが。)
そして別の日。
おそるおそる病院に行きました。
問診票等の質問項目に、「治療方針を記録したものはありますか」「自分で決められなくなったときに、誰に決めてほしいですか(氏名、続柄、連絡先)」などがありました。
自分で決められなくなったときは、夫に決めてもらうということは決めていて、夫にも普段から「延命治療や先進治療みたいなことはしなくていいから。痛くなければいいから。」と話していますし、エンディングノートも書いているのですが、重苦しさを覚えました。
仕事柄、他人にエンディングノートや遺言を勧めてきましたし、父の最期にあたり、家族でかなり語り合って向き合ってきました。
私はきちんと考えているようで、どこか自分事として捉えられずにいたのではないだろうか。それは目の前の人に対して誠実であったのか。と、違うところで落ち込みました。
老いも若きも心身ともに元気なときに、一度自分と向き合ってエンディングノートもしくはそれに類するものを書いておくことをお勧めします。そして当たり前に気軽に書いて、話せるような社会にしていきたいなと改めて思いました。
普段そんなことを思っていて、エンディングノートを書いていても、講演していても、コレですからねぇ。(私がメンタル弱いだけかも。)
問診の際に「初めての人は甲状腺の検査もできるのですが、どうされますか」と聞かれ、甲状腺の検査も受けることにしました。
検査着に着替え、はじめにマンモグラフィー。
終わったと思ったら「あ、左にほくろありますけ?少し確認させてください」と言われ、確認されました。(・・・ないよ。え、左に何かあるの?)
その後にエコー。
先に右胸、次に左胸。(・・・左側だけやたら時間をかけているんだけど、何?)
そして最後に診察。
「左のリンパがね、」と、ことばを止めるドクター。
ちょっと、ちょっと。うちの父は十二指腸乳頭部癌の手術をした後リンパに転移して腹腔内にも転移しまくっていたのだけれども、リンパということはかなりもう手遅れなのでは!?
「リンパにがんが見つかったのですか?」と食い気味で尋ねると、「左のリンパがね、うつっていただけです。」と。
はいー?
「そういう方いらっしゃるんですよ。今回の結果を見る限り大丈夫ですよ。しかし、血縁に乳がんの方や他のがんでお亡くなりになられた方がいらっしゃいますし、年齢的なことを考えると、これからは年に1回はこういう検査を受けることをお勧めしますよ。」とのことでした。
ひとまず、ほっとしました。
近々でご迷惑をおかけしそうな方々にだけ、精密検査を受ける旨を伝えていましたが、「大丈夫でしたー!」と連絡できてよかったです。余計な心の負荷を増やしてしまってすみませんでした。
いつ、何があるかは分かりません。
私は、初めてのことや予想外のことに感情を揺さぶられたり、過剰に反応したりしやすいです。表に出さないようには努めていますが、多分出ていることでしょう(苦笑)。
自分の感情や反応を無視するのではなく冷静に観察して、頭で判断する訓練を積んでいかねばならないですね。
というわけで、皆様。
ご自身の健康を過信することなく、検診等に行きましょう!
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