合原ちひろの絵日記@鹿児島市

~清く まっすぐ おもしろく~

日常の中のジェンダーギャップその2(わたし×働くのこれからをデザインする3DAYS)

↑の続きです。

ヒドゥンカリキュラム(隠された教則)

学校のカリキュラムにはない知識や行動の様式や性向、意識などが意図しないままに教師や周りの仲間たちから教えられていくものを”ヒドゥンカリキュラム”といいます。

「昔は男女別名簿になっていて…」とチキさんが昔のことのようにお話しされましたが、鹿児島は今も・・・。

昨年、「男女混合名簿になるといいなと思っているんですよね」とボソボソと呟いていたら、「まだ早いし、反対する人も多いよ」と言われました。

私の学生時代は、小学校・中学校は男子が先で女子が後の男女別名簿で、「委員長が男子で、副委員長は女子」ということに違和感をもつこともありませんでした。こうして知らぬ間に刷り込まれていきます。(ちなみに高校と大学は男女混合名簿でした。)

学校で過ごす時間は長いからこそ、子ども達に与える影響は大きいと思います。また、地域で子ども達に接する私たちも自分の持っているジェンダーバイアスに気づき、気をつけて子ども達に接していきたいです。

また、”メディアのフレーミング効果”にも触れられました。
「90%の方は回復します」と「10人に1人は亡くなります」は同じことを表現しています。しかし、表現方法が変わると違う印象を受けますよね。

メディアの影響はまだまだ大きいですし、今はSNSで誰もが発信できます。どれも誰かが誰かの価値判断で情報を切り取っています。このブログもそうです。

どんな切り口で発信されているか気づいて考える癖をつけたいですね。

情報をそのまま受け取ってしまいすぎないように、情報源やその切り口、自分との考え方の違い等いろいろと考えてみましょう!

そうそう、「インポスター症候群」ってご存知ですか?
私は知りませんでした。こちらのサイトがわかりやすいかも。
 ↓
女性に多いインポスター症候群とは?具体的な症状や克服のポイント|アデコの派遣
思い当たるふしがあったり、なかったり。

マイクロアグレッション

相手を差別したり、傷つけたりする意図がないのに、相手の心に影を落とす発言をすることを”マイクロアグレッション”といいます。

行政書士事務所の固定電話に出ると「代表の方はいらっしゃいますか?」とよく言われます。私は「代表=男性なんだな。まぁ私の名前は性別わかりづらいし。」と思うだけで傷つきはしないのですが、もやもやはします。

「お子さんは何人?」「子どもはまだ?」もよく言われますが、実は、言われる度に傷ついています。

自分の無知や無意識から出てくる発言で誰かを傷つけないか。
気をつけます。

ストリートハラスメント

”ストリートハラスメント”は、道路や電車の中で受けるハラスメント。
知らない人に突然罵声をあびせられたり、掴まれたり、触られたり。ナンパやキャッチもその1つです。10年程前、私も道を歩いていて全裸の方に遭遇しました。

ストリートハラスメントは、男性よりも女性が受ける割合が格段に高いそうです。
 

鹿児島県 キャリアアップセミナー
とまぁ、いろいろ触れてきましたが、心の中のもやもやを言葉にすることは難しいと思うと同時に、人に伝わる言葉は大いなる力を持つと信じています。

だからこそ、文章を書くことに苦手意識が強いけれども、試行錯誤しながら駄文を発信し続けています。

知ったこと、学んだことを自分だけのものにせず、他の人とわかちあい、語り合うことの豊かさを感じる喜びを時折感じながら。

ごーいーりょーくー(ノД`)・゜・。

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