合原ちひろの絵日記@鹿児島市

~清く まっすぐ おもしろく~

映像通報システムの導入について(今日の個人質疑より)

2021年6月14日(月)の2番目に個人質疑に立ちました。

個人質疑※これは昨年度の個人質疑のときの写真。(服装はほぼ同じ。)

緊張のあまり「議長」と言って手を上げるのを1回忘れてしまったり、顔がにやけてしまったりと反省点は多々あるのですが、個人質疑の内容をこちらのブログでも一部紹介してまいります。

今日のブログでは「映像システムの導入について」のこと。
まずは、こちらの動画をご覧ください。

いいですよね!
これをぜひとも鹿児島市でも導入してほしいと思い、質問しました。(九州では導入している自治体はまだ無いそうです。)

鹿児島市は、119番通報を受けたときに現場の映像をリアルタイムで共有できる”映像通報システム”の実証実験を2020年11月9日(119番の日)から2021年3月7日(消防記念日)までの119日間実施していました。

ちなみに119日間であったのは、たまたまらしいです(´艸`*)←議場では尋ねなかったけれど、うかがいました。

実証実験では、映像通報の協力を81件依頼し、そのうち映像が取得できた件数は42件だったそうです。

スマホが対応していない機種だった」「スマホの操作がわからなかった」などの理由で協力したくてもできなかった事例もあるようです。

奏功事例としては、救急要請を受理した通信指令センターの職員が、送られてきた映像を確認しながら、適切な対処方法を指導したことで、救急隊が到着する前に心拍が再開した事例などがあるとのこと。

ご近所の方と話をした際に「それいいわね。私も119番通報をしたことがあって、心臓マッサージをしたんだけれど、やり方があっているのか不安で。映像を見せることができたら、間違っていたら正しいやり方を教えてもらえるから、人の命が助かる可能性もあがるわね!」と言われました。

そう。

助けたい気持ちはあっても不安。
そういう方の支えにもなるんです。

映像通報システムは、119番通報をされた方が撮影する映像を消防司令員にリアルタイムで伝えることができるので、電話だけでは伝えることが難しい火災や事故の状況、病気やケガの状態を伝えることができます。

だからこそ、早い時期に導入すべきであると考えました。

そこで、最後に「映像システム導入に向けた考え方と課題についてお聞かせください」と尋ねました。

「今後、実証実験の結果や運用している他都市の状況を参考に導入の可能性を含め、検討したいと考えております。また、システムの性質上、市民の協力が必要不可欠であることから、事前の広報が課題であると認識しております」とご答弁いただきました。

個人的には本当に早く導入してほしいです。

119番通報をするときは命に関わることがほとんどです。

身のまわりだけでも、亡き父は、2003年1月にクモ膜下脳内出血で車の中で倒れていたところを、通りすがりの方が見つけ、119番通報をしてくださったおかげで命をとりとめました。弟は幼稚園児の頃、家の前で車にひかれて、母が119番通報をしました。

私も中1の頃(顔面出血←自転車で転んで、顔から地面に落ちた)と30代の頃(激痛で動けなくなった←尿管結石)のときに119番通報をしていただき、なんとか復活。(不注意と不摂生が原因。)

うちの家族のどうでもいいことまで書きましたが、現場の情報を迅速に収集するために”映像通報システム”は有用だと思いましたので、今回質問しました。

導入されるといいな。


今宵は夫に日本酒を買ってもらったので、久々にたらふく飲んで、気持ちよく寝て、明日からまた真剣に議案を精査します。それでは。

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