司法書士の福嶋哲平さんによる『成年後見制度について』のお話を拝聴しました。
私自身行政書士ですので、”成年後見”に関しては一定の知識はあるのですが、実際に成年後見の業務をされている福嶋さんのお話を拝聴したくて。
本日の議会が思っていたよりも早く終了したので、お寺に馳せ参じました。
成年後見制度は、認知症、知的障害、精神障害などで判断能力が不十分な人の財産管理や介護サービスの利用契約などを成年後見人が行って、本人を保護し支援する制度です。
福嶋さんが「高次脳機能障害の方も含まれます。そういう方に会ったことはないのですが…」とお話しされていました。しまったなぁ。生前の父に会わせておけばよかった！(くも膜下脳内出血からの高次脳機能障害でしたから。)
成年後見制度には、①法定後見制度と②任意後見制度があり、それぞれについてわかりやすくご説明くださいました。
これは、鹿児島市の成年後見制度パンフレットの一部。
→成年後見制度利用支援事業｜鹿児島市
上記サイトに掲載されています。
ひとり暮らしのご高齢の方が増えてきています。
成年後見制度は、認知症のご高齢の方や日常生活に支障がある方を支える手段ですので、いろんな方に知っておいていただきたいです。
「こういう制度がある」「相談する場所がある」ということを頭の片隅に入れておいていただければ、いざというときに役に立つはずです！
こうやって、地域に身近なお寺で専門家の話をうかがえる機会があるのはとても嬉しいです。
「身近にそんな場所がない。聞ける人がいない。そういう方は、妙行寺へ！福嶋さんへ！」と勝手に言うのもどうかと思いますので、鹿児島市の成年後見センターの案内を書きますね。
鹿児島市には、かごしま市民福祉プラザの4階(鹿児島市山下町15-1)に”鹿児島市成年後見センター”があり、成年後見制度に関する相談対応や利用支援を行っています。
開所日時は、平日8時30分から17時15分までです。
→鹿児島市成年後見センター｜鹿児島市
詳細は上記リンク先をご覧ください。
この他、弁護士会、司法書士会、社会福祉士会、行政書士会など専門家の相談窓口もあります。
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