合原ちひろの絵日記@鹿児島市

~清く まっすぐ おもしろく~

第40回かごしま市女性大会

2021年10月29日(金)、サンエールかごしまにて「第40回かごしま市女性大会」が開催されました(主催:鹿児島市女性団体連合会、共催:鹿児島市)。

開会行事には、鹿児島市議会からは議長と女性議員9名全員出席させていただきました。

女性大会 鹿児島市開会行事後の基調講演は、「医療福祉から考える地域づくりとは?」という演題で、きいれ浜田クリニック院長の濵田努さんがお話しくださいました。

認知症だったおばあちゃんと小学生の頃の濵田先生。
末期癌の患者さんを目の前に悩んだ数年前の濵田先生。

これまで苦悩した経験を、未来を拓く原動力にして、喜入をはじめ各地で行動されていらっしゃいます。

認知症は、「認知機能の低下」と「日常・社会生活に支障をきたす」状態のこと。齢を重ねると誰しも認知症になります。(100歳は100%認知症)

他人事ではなく、自分ごととして捉え、誰もが穏やかに暮らしていけるよう社会を変えていくことが必要です。2025年には団塊の世代後期高齢者になりますが、「鹿児島県・鹿児島市の対応は遅れている」と濵田先生。

ご紹介くださった「福岡100」は市民の方々にもとても分かりやすいものでした。→福岡100 | 人生100年時代の健寿社会をつくる100のアクション(こちらのリンク先もご覧ください。)

そろそろ縁起でもない話をしよう会を開催できたらいいなぁと思いながら拝聴していました。→縁起でもない話をしよう会

「なぜ人は人を傷つけてしまうのか?」
人は苦しいと感じるとき、人を傷つけることがあります。皆解決できない苦しみを持っています。

聞いてくれる人、分かってくれる人がいれば、苦しくても穏やかでいることはできます。お互いが苦しみに気づき、気にかけあう地域づくり。それは誰かが頑張ればよいのではなく、一人ひとりの働きかけが大切です。

地域づくりには色々な視点がありますが、濵田先生は安心して暮らせる地域づくりの土台として医療福祉の視点からお話しくださいました。

(ちょっぴり暗めの場づくりは、その後のシンポジウムに向けての”振り”だと思っていました)

基調講演の後は「共に創ろう豊かな地域ー私の立場からー」と題し、パネリストに唐湊山の手町内会会長の金子陽飛さん、鹿児島地方法務局人権擁護課人権擁護係長の福永浩子さん、大龍校区まちづくり協議会会長・鹿児島市議会議員の古江尚子さんをお迎えしてのシンポジウムでした。

所用のため、シンポジウムの途中で退席させていただきましたが、最後までいたかったです。

超高齢多死社会を迎えます。
課題を先延ばしにするのではなく、少しずつ解決していけるよう取り組んでまいります。

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