10月に案内が届いていた「2040未来ビジョン出前セミナーin嬉野」を視聴しました。配信期間が10月19日(火)10時から11月18日(木)17時まででしたのでギリギリセーフ。
「都市のコンパクト化と地域公共交通の再構築」について、早稲田大学創造理工学部社会環境工学科の森本章倫教授がお話しされました。
先生がご提示されたデータでは、2016年の総人口は1億2683万人(生産年齢人口7648万人、65歳以上人口3458万人)。
それが私が70歳となる2050年には、総人口が1億192万人に。つまり、日本から2491万人消えてしまいます(そのうち生産年齢人口が2373万人!)。
その頃に私、生きているのかな(;´・ω・)
父がクモ膜下で倒れたのが55歳(享年72歳)なので、自分自身が長生きする自信はありませんけれども、未来を担っていく子ども達が大人になる頃のことを考えて動いていかなければなりません。
人口が減っていく中で、空き家や空き地の増加、様々な施設の維持管理コスト、公共交通LOS(Level of service)の低下、財政の悪化などが発生します。
「持続可能な都市にするには?」
さまざまなヒントが詰め込まれた講義でした。
鹿児島市には、「かごしまコンパクトなまちづくりプラン」があります。
→かごしまコンパクトなまちづくりプラン(立地適正化計画)|鹿児島市
また、2001年に策定された「かごしま都市マスタープラン」がありますが、今年度中には、20年後の2041を目標年次とする「第二次かごしま都市マスタープラン」を策定予定です。→第二次かごしま都市マスタープランの策定|鹿児島市
交通手段が都市構造を変えた海外の例として、ユーロトラム(市電みたいなもの)のあるフランスのストラスブール、車を締めだしたドイツのフライブルク、駅を中心としたまちづくりで資産価値が5倍になったアメリカのサンフランシスコのフルートベール等をあげられました。
また、デマンド交通についてのお話もありました。
「デマンド交通?」と首をかしげていたら、「予約をすると指定された時間に指定された場所に送迎する交通サービス」のことでした。カタカナが苦手なので頭の中で別の用語に変換して覚える為、パッと出てきませんでしたがよ(-_-;)
鹿児島市にも乗合タクシーがあります。→乗合タクシー|鹿児島市
利用者が少なく、補助に頼っている点は全国的にほぼ同じような状況のようで…。
最後は「エビデンスベースのまちづくり」について語られました。またカタカナ…(-_-;)。エビデンスは、証拠や裏付けのことです。
データをもとに戦略をたてることはもちろんのこと、未来の鹿児島市をイメージしながら、皆で語り合うことは大切だなと思った90分のセミナーでした。(実際は1.5倍速で視聴したので60分💦)
市政に関して皆様の声を届けるだけでなく、見識を深めていけるよう努めます。私、知らないことが多いのでいろいろ教えてください。
さて、公民館に社交ダンスを習いに行ってきます!人前で踊れるレベルになるのはいつになることやら。
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🌟以前のブログ「終活行政書士 合原千尋の絵日記@鹿児島市」