合原ちひろの絵日記@鹿児島市

~清く まっすぐ おもしろく~

アサーティブ・コミュニケーションとメンタースピーチ&ダイアログカフェ

鹿児島県の「わたし×地方自治地方自治を担う女性のエンパワーメントセミナー~」の6回目は、アサーティブ・トレーナーの髙﨑恵さんの「アサーティブ・コミュニケーション」、7回目は「メンタースピーチ&ダイアログカフェ」でした。

 

エンパワーメントセミナー 鹿児島県場所は、鹿児島市名山町にあるmarkMEIZANのユーリティスタジオ。エンパワーメントセミナーで初めての対面での回でした。

アサーティブ・コミュニケーション

前半は「アサーティブ・コミュニケーション」。

アサーティブネスとは、自分がどう感じているのか、何を欲しているのかを的確に認知し、それを相手に率直に伝えるコミュニケーション・スキル。表層的な会話術ではなく、自分の気持ちを大切にし、自分を尊重すると同時に、相手も尊重をすることのできることです。自分の主張を押し通すことではなく、相手の権利を侵害することなく、自分の権利を大切にすることでもあります。『エンパワメントと人権』(森田ゆり著)参照


配布された冊子を開き、自己診断をし、コミュニケーションのパターン等について学び、出来事の内的要因と外的要因について考え、参加者同士語り合いました。

アサーティブ・コミュニケーションの7つのキーワードは「正直、率直、言葉で、交渉、責任、傾聴、代替案」。

地方自治の担い手は、誰かではなく”みんな”。

「意識して比較しない勇気を持つ」「他人の頭を使うと、自分のしたかったことが分かるから、こういう(対話の)機会を日頃から持つ」「Iメッセージが一番取り組みやすくて効果がある」「対社会のアサーティブには、一人ひとりの積み重ねが重要。後の世代のことを考えてきちんと言う」等のことばから、普段の自分を振り返る時間を持てました。

髙﨑さんのアサーティブ・コミュニケーションの講座はこれまでも数回受講しましたが、アサーティブ・コミュニケーションは繰り返し繰り返しトレーニングが必要ですね。

アサーティブ・コミュニケーションについては、「わたし×社会 明日をひらく女性のエンパワーメントセミナー」B(わたし×マネジメント)とC(わたし×働く)でも学べます。

まだお席が若干残っているようですので、ご興味のある方はぜひお申込みくださいね。→鹿児島県/「わたし×社会 明日をひらく女性のエンパワーメントセミナー」の開催及び参加者募集について

メンタースピーチ&ダイアログカフェ

後半は「メンタースピーチ&ダイアログカフェ」。
薩摩川内市の女性チャレンジ委員会について、薩摩川内市のひとみらい政策課の大谷さんが最初にお話しくださいました。

薩摩川内市では、2005年から任期2年の女性50人委員会(2015年より女性チャレンジ委員会)があり、1~4期はサービスを受ける側として市政に対する提言をしていたそうですが、5期からはサービスを受ける側だけでなく提供する側としての視点で活動を行っているとのこと。

「確かな解は確かな問いからうまれる」
根拠、事実を調べ、現状把握をし、グループで話し合いをしてまとめ、提言につなげていらっしゃいます。

この委員会に関わり、「まだまだ課題があることに気づいた。この学びを市民に還元しないと!」と選挙に出て市議になられた犬井さんもお話しくださいました。


お困りの声の背景に何があるのか。
一人ひとりの生活の課題を地域の課題として捉える。

そのためには、やはり「人権や男女共同参画の視点を徹底的に鍛えることが大切です」と男女共同参画政策アドバイザーのたもつ先生がお話しされました。

この対面の回には、県内の市議・町議が数名、自治体の職員の方が多く参加されており、ダイアログカフェでは、グループに分かれて対話しました。

対話の内容はブログには書きませんが、それぞれの経験や学びをことばで重ねていく時間はトレーニングにもなり、明日への力をいただく時間になりました。

・・・「力をいただく」って書きましたが、この日は午前中にコレがありましたので、フラフラしながら市電で帰りました。ゆるりと過ごす時間も大事。

年末年始、何かと慌しいとは存じますが、病気やケガに気を付けてお過ごしください。

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