2022年1月19日(水)に、鹿児島市役所本庁別館1階に「おくやみコーナー」が開設されました。
身近な方が亡くなられたときに、各種手続きの大変さに苦労された方も多いのではないでしょうか。(私もその一人でした)
この「おくやみコーナー」では、いくつかの質問に答えていただくことで、必要な手続きを抽出して、市役所での手続きの申請書作成サポートをしてもらえます。
ただし、利用日から土日祝日を除いた3日前までに電話での予約が必要です。
【予約受付】
電話番号 099-216-1397
受付時間 平日午前8時30分から午後4時
お電話口で、お亡くなりになられた方や、来庁される方のお名前や生年月日等を尋ねられます。
予約をしていなくても空きがあれば対応できるそうですが、予約した方が必要なものを尋ねたり、市役所の担当の方が事前準備をすることができたりするのでスムーズにいくと思います。
聞きとった内容を入力してもらいます。
おくやみコーナーで窓口の方の質問に答えていき、市役所でどの手続きが必要であるかを抽出していきます。
「たかだか市役所での手続きだけでしょ?」と思われた方。
結構あるんですよ。
昨年亡くなった伯父の手続きをするときに、何度伯父の名前と生年月日、住所を書いたことか。一緒に行った伯母は80代でしたので、小さい文字を読んだり書いたりするのが大変でしたので、代筆できる分は私が代筆しました。
はじめは、伯父や伯母の生年月日、住所、電話番号等は伯母に尋ねながら記入していきましたが、最後の方は覚えてしまってサラサラと書けるほどになってしまいました。
もちろん、これまでのように本庁や各支所でも死亡に伴う手続きはできます。しかし、おくやみコーナーに必要なものを持参し、質問に答えていくだけで、市役所でしなければならない死亡に伴う手続の7割ができるんです。
私、今後身内が亡くなったら(←不謹慎)、絶対におくやみコーナーを利用します!
そうそう、相続人を確定すべく、お亡くなりになった方の出生から死亡までの戸籍を取得するために足を運ぶのも市民課ですから、移動が少なくてすみます。
↑法定相続情報証明制度を利用するには戸籍が必要です。
市営住宅や税に関すること等はおくやみコーナーでは受理できません。
ですが、必要な情報を印刷したものをこちらのファイルに入れて、担当課を案内してもらえます。
おくやみコーナーは1月19日(水)に開設されて、毎日5~6組のご利用があるそう。ただ、おくやみコーナーに電話をしたけれど距離などの関係で支所での手続きを選択された方もいらしゃったようです。
利用された方の声に耳を傾け、より利用しやすいおくやみコーナーへ進化していってほしいです!(市役所の関係課の窓口の方の負担軽減にもつながるとも思います。)
そうそう。
鹿児島市は、死亡に伴う手続きの一覧を載せた「おくやみハンドブック」を作成し、死亡届を受理した際にお渡ししています。
この「おくやみハンドブック」は鹿児島市のサイトにも掲載されています。自分自身の終活の助けにもなると思いますので、ぜひご覧ください。→おくやみコーナーをご利用ください|鹿児島市
いずれこういう手続もオンラインでできるようになっていくのでしょうか。zoomでの研修や会議がメインになりつつある昨今。機械音痴ですが、ついていけるようにしないと( ;∀;)
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