今週の辻立ち。
毎週火曜日に実施する予定なのですが、月曜の夜にいろいろとあり、ドッと疲れたので火曜の朝は無理をせずに、水曜の朝に立ちました。
手を振ってくださったり、挨拶を返してくださったり、クラクションを鳴らしてくださったり、励みになります。ありがとうございます!
さて、個人質疑の中身についても触れねば!と言うわけで、今日は2番目の項目「高齢者の終活支援について」です。
2021年12月に総務省が公表された2020年の国勢調査で、ひとり暮らしが世帯全体の38%を占め、単身高齢者は5年前の調査と比べて13.3%増え、671万6806人に増えたことが分かりました。(これは全国の話)
うちの母も含め、配偶者に先立たれて単身世帯になられた方が多くなっているよう感じていたので、まずは本市の状況を尋ねました。
鹿児島市の単身高齢者数は、
2010年→2万7635人
2015年→3万2371人
2020年→3万5464人
とご答弁いただきました。
次に尋ねたのは「人生会議」のこと。
「人生会議は、人生の最終段階における医療・ケアについて、前もって考え、家族や医療・ケアチーム等と繰り返し話し合い、共有する取組とのことです。」とご答弁いただきました。
人生会議に対する本市の考え方と普及への課題については、「人生会議は、自らが希望する医療やケアを受けるために重要であると考えています。普及にあたっては、人生の最終段階の医療、ケアに関することであり、対象者の心身状態によっては、考えることが精神的不安につながり苦痛を伴うことがあるため、十分な配慮が必要とされています。」とご答弁いただきました。
人生会議については、私自身、父の看取りの際にいろいろ思うことがあったので、以前から色々調べていました。
例えば、奈良市は人生会議のリーフレットの配布をしています。
→ACP普及啓発リーフレット『人生会議(アドバンス・ケア・プランニング)~「もしものとき」について話し合おう~』を作成しました。 - 奈良市ホームページ
大阪府枚方市では32ページもある冊子!
→枚方市版「人生会議まるわかりガイド」「エンディングノート」を無料で配布しています! | 枚方市ホームページ
大分県では、「豊かな人生を送るために「人生会議」の普及啓発を推進する条例」が2020年7月8日に公布・施行されています。
→人生会議 - 大分県ホームページ
他の自治体での取組が進んでいる中、鹿児島市としてはどのように考えているのだろうか?と思っての質問でした。
具体性に欠ける答弁だったように感じましたが、それは私の質問レベルが低いから。今後の私の課題です。
エンディングノートやエンディングノートのデータ標準α版に対する本市の考え方等も質問しましたが、ブログでは割愛します。
以下は参考になるリンク先です。
■エンディングノートのデータ標準α版
→死亡・相続ワンストップサービスの推進 | 政府CIOポータル
■九州県都市のエンディングノート
福岡市
→福岡市 令和3年度 マイエンディングノートを配布しています
佐賀市
→「令和4年 佐賀市あんしんノート」を作成しました | 佐賀市公式ホームページ
大分市
→大分市/「大分市エンディングノート」をご活用ください【無料】
熊本市
→いまを生きる。あなたへ(メッセージノート) / 熊本市ホームページ
宮崎市
→宮崎市版エンディングノート「わたしの想いをつなぐノート」 - 宮崎市
那覇市
→2019年度那覇市刊行物目録
(※福祉部に那覇市終活支援ノートの記載あり)
「高齢者の終活支援について」の項目の最後に、高齢者の終活支援に関する今後の課題、展望について尋ねたところ、「高齢者の終活支援につきましては、行政の関与の在り方も含め、引き続き、他都市の状況を調査してまいりたいと考えております。」とご答弁いただきました。
うーん。
私は何でもかんでも行政がすべきであるとは考えていませんけれども。
質疑の中では触れませんでしたが、高齢者の終活支援は、育児と介護が同時期に発生するダブルケアなどを考えると、まわりまわって、生産年齢人口にあたる世代の支援にもつながると思うのですが。
この項目の質問に関しては、そもそもどの課が担当なのか微妙なところがあったり、いろいろあったりで、個人的には課題が多く残るものとなりました。
もっと勉強しよう。
と、いうわけで、今宵は明日の常任委員会に向けてもう少し資料の確認や調べものをします。
個人質疑の他の項目についてはまた別日に。
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