合原ちひろの絵日記@鹿児島市

~清く まっすぐ おもしろく~

安心安全のために。

一昨年度に鹿児島市安心安全アカデミーの基礎コースを受講して防災士試験を受け、昨年度にマスターコースを受講し、今年度は安心安全推進員になりました。

安心安全推進員 鹿児島市2022年9月24日(土)10時から、鹿児島市安心安全推進員連絡協議会の防災部会の集まりがあり、鹿児島市教育総合センターへ行きました。

(安心安全アカデミー受講時も思っていましたが、年齢が高め(私より20~30歳程上)でほぼ男性です。ここまで偏らなくても…)

安心安全推進員 鹿児島市会長挨拶の後に、鹿児島市役所危機管理局危機管理課の方が「地域の防災力を高めるために」と題し、5項目に分けてお話くださいました。

以下、かいつまんで書きます。

①本市で想定される災害
大雨、台風、地震、火山噴火など。
1993年の8.6豪雨災害のときの土砂災害や浸水被害のこと、桜島の大正噴火時の死者は震度6弱地震で亡くなった方が多いこと等を写真を用いてお話くださいました。

②地域防災と自主防災組織
自助、共助、公助の話。
2016年の熊本地震では、通常の13倍もの通報があったとのこと。

大災害が発生すると公助が当てにできないことがあり、そういうときに頼りになるのが近所に住んでいる人達。

【自主防災組織のメリット】
〈非常時〉
1.細やかな対応ができる。(地域を知っているから)
2.迅速な対応ができる。(その地域にいるから)
〈日常時〉
1.支え合う絆を育むことができる。
2.安心できる環境を創ることができる。

③自主防災組織の現状と課題
令和3年度は629団体。
うち、町内会と同じ単位は600団体、複数の町内会で結成しているのは1団体、町内会の区単位で結成しているのは18団体、その他が10団体。

コロナ禍で活動団体数が減っていて、令和3年度の活動団体は173団体。活動率の向上が課題だが、防災活動の参加者が少ない、人材育成が進んでいない、活動日や資機材の不足などの課題有り。

④自主防災組織に対する支援
鹿児島市が自主防災組織に対して行っている支援は、1.研修会の開催、2.補助制度、3.ホームページでの活動紹介、4.地域活動推進指導員によるサポートなど。
自主防災組織~自分たちの地域は自分たちで守る!~|鹿児島市

⑤安心安全推進員との連携
自主防災組織と鹿児島市安心安全推進員とは活動目的は同じ方向であるが、現在、連携がうまくいっているとは言えない状況。

安心安全推進員制度の認知度が低く、また、各地域にいる安心安全員を把握できていないことから、制度について伝えたり、名簿を送付したりしているとのこと。

と、危機管理課の方のお話は、自主防災組織を軸としたお話でした。

この後、鹿児島市安心安全推進員連絡協議会の防災部会の在り方についての討議があり、7名の方が熱い想いを語られました。

住んでいる地域によって課題は異なるので、それぞれの場所で、さまざまな世代・多様な人が安心安全のために何ができるか・・・考えて動いていくことが大切ですね。

以前、町内会長をしていたときに自主防災組織を結成し、防災訓練をしたり、資機材を揃えたりしました。

が。
今年になって年度途中で引っ越したので、今の町内会に自主防災組織があるのかないのかすら把握していません。まずは自分がしっかり取り組まねば(-_-;)

反省しながら帰宅の途につきました。

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