合原ちひろの絵日記@鹿児島市

~清く まっすぐ おもしろく~

わたし×地方自治:10クロージングセミナー・11クロージングミーティング

2022年10月30日(日)に始まった”わたし×地方自治地方自治を担う女性のエンパワーメントセミナー~”。

女性のエンパワーメントセミナーその最終回が2月18日(土)に開催され、参加しました。

この一連のセミナーは、オンラインで受講したものの妊娠中に体調が思わしくなくてブログに書いていなかったり、12月3日(土)は欠席したりで、完全に消化できたわけではありません。

うちの子は母のせいでお腹にいるときからいろんな勉強をさせられ、最終日は保育園に預けられ・・・たくましく生きることを願っています(苦笑)。

女性のエンパワーメントセミナー

さて、クロージングセミナーでは、大崎麻子さんが「明日へのエール~かごしまの未来をひらく女性のエンパワーメント~」と題してご講演くださり、その後のクロージングミーティングでは受講者の質問や感想に大崎さんが答えてくださるという贅沢な時間でした。

このブログには、セミナーでのお話について少々書きます。

ジェンダー平等(男女共同参画)
・男性と女性が等しく権利と機会を享受し、責任を分かち合い、意思決定にも対等に参画できる状態
・個人が性別を理由に直接的・間接的に差別されない状態

■女性・女の子のエンパワーメント
・人生や日常生活におけるあらゆる選択肢を自分の意思で選び取って生きていくための力を付けること(自己決定権の確立・行使=人権)
・「健康」「教育」「経済力」「参画(政治・社会)」の4つの「力」
 ↑
日本の場合はこれに「受援力(助けを求める力)」を追加。
日本では「自分でなんとかしなきゃ」「人に迷惑をかけてはいけない」と教育されてきている。どこに助けを求めればいいのか、誰に相談すればいいのかを知る力を付けていくことが必要。

助けを求める力・・・私には足りていません。足りていなかったから1月に心身ともにどん底に陥ったわけで💦学び、力をつけていかねばならないと再確認しました。

■持続可能な開発目標の前文に、「すべての人々の人権を実現し、ジェンダー平等とすべての女性と女の子のエンパワーメントを達成することを目指す」とある。
SDGsの前文・宣言 | SDGsクラブ | 日本ユニセフ協会(ユニセフ日本委員会)

SDGsは、これまでの価値観や仕組みを根底から変える、変革を目指すもの。今までやってきたことを基に、ちょっと変えるという甘いものではありません。

ジェンダー視点の主流化
1.男性と女性それぞれの異なる状況・異なる障壁を洗い出す
2.男性と女性の異なるニーズを満たす取り組みを行う
3.男性に特有の、もしくは女性に特有の障壁を取り除く取り組みを行う

格差と不平等の根絶。根拠に基づいた政策・事業策定をする。

■コロナ下の女性への影響と課題に関する研究会
コロナ下の女性への影響と課題に関する研究会 | 内閣府男女共同参画局
海外の分析によると、女性の自殺者数が増加したのは、経済力がなくなったこと、社会的なつながりがなくなったことが原因とされているそうです。(日本での分析はまだ)

■女性版骨太の方針2022
女性の活躍促進 | 内閣府男女共同参画局
男女間賃金格差の是正や無償ケア労働(育児・家事など)の再分配などがポイント。

■第16回出生動向基本調査
第16回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)|国立社会保障・人口問題研究所
若い人達は、結婚して子どもをもつが仕事も続けることを理想としているものの、予想のライフコースとしては非婚就業(結婚せずに仕事を続ける)が1番多い。

男性も女性も共に働き、家庭生活を営めるようにすることが求められています。

兵庫県豊岡市ジェンダーギャップ解消への取組
ジェンダーギャップの解消推進|豊岡市公式ウェブサイト
ジェンダーギャップの実態調査を市役所が行うことで、効果的な施策を打てるようにしているそう。

学びの時間は大事ですね。
学び、声を聞き、データを集めて分析し、今のために将来のために取り組んでいこうと思います。

日本人は最初に目標とする未来を描き、未来から遡って考える”バックキャスティング”が苦手だと指摘されていました。大きな変化をするには未来から遡る視点が重要であると思いますので、近視眼的にならぬよう留意して取り組んでまいります。

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