死に関する話題は一般的には「縁起でもない話」として避けられがちです。でも家族や自分の周りの大切な人たちと語っておく必要がある大切な話です。
語り合っていますか?
語り合うきっかけはありますか?
妙行寺で開催される”縁起でもない話をしよう会”は、基本的には前半に話題提供者による縁起でもない話の話題提供、後半に参加者同士の語り合いをしています。
今回の縁起でもない話をしよう会では、海洋散骨や墓じまいなど、遺骨に関するお仕事をされている有限会社縁の堤裕加里さんが話題提供をしてくださいました。
有限会社縁は、改葬や墓じまい等の”お墓関連サポート”、海洋散骨や樹木葬等の”自然葬”、”お手元供養”、”終活関連サポート”をしていらっしゃいます。
”お墓じまい”とは、現在のお墓を解体・撤去して更地にして、墓地の管理者に墓地を返還すること。
最近よく”墓じまい”という言葉を耳にしますよね。
「年齢や体力的にお墓参りが大変だ」「お墓の継承者がいない」「継承者に負担をかけたくない」という理由などから墓じまいをされる方が増えてきているそうです。
墓じまいをすると、お墓から出したご遺骨をどうにかしなければなりません。
「お墓じまいは繊細な問題だからこそ、状況をみながら、協力体制をつくることが大切です」と堤さん。
海洋散骨をされたご家族の話、改葬が大変だった話、墓じまいをしようと思っていたら墓を譲ってほしいと言われた話、お墓に遺骨がなかった話、お墓の中の遺骨が増えていた話、お墓参りにいったらお墓がなかった話等、「え!?そんなことあるの!?」という嘘みたいな本当の話を聞かせてくださいました。
しっかり知りたい方は、「お骨のこと、考えてみませんか?〜墓地・納骨堂のリアル〜」- YouTubeでご覧くださいね。
「お墓(納骨堂)に納骨されている骨壺数をご存知ですか」「お参りしているお墓の継承について考えたことはありますか」と、堤さんから投げかけられる問いに対して、私はしっかり答えられる自信がありませんでした。
さて、縁起でもない話をしよう会の後半は、参加者同士語る時間です。
3人程度のグループに分かれて、感想を語り合ったり、「ご自身やご家族の遺骨、どうしたいですか?」という堤さんからの問いかけについて考えて語り合ったりしました。
グループで語り合ったことを発表していただいて参加者で共有。(写真は”みんみん”)
語り合いの時間の後に、急遽、お骨に関するQ&Aコーナーもありました。お骨に関することってなかなか聞ける機会はないですもんね。
今回お話しくださった堤さんが取締役を務める有限会社縁さんは、毎月第4日曜の午前中に妙行寺(鹿児島市和田1-4-1)で”遺骨の相談会”をしていらっしゃいます。
有限会社縁のウェブサイトにお問合せ先なども掲載されていますので、ご興味のある方、ご相談があられる方ははご覧くださいね。
→海洋散骨・お手元供養・樹木葬 エンディングサポート | 縁
私はお寺にある納骨堂に入る予定です。
家族も分かっているはずですが、あくまでも”はず”なので、ちゃんと語り合っておかねばならないなと改めて思いました。
縁起でもない話をしよう会、次回のお知らせ
縁起でもない話をしよう会は、参加費無料、予約不要。
話を聞くだけではなく、参加した方同士語り合う時間もあります。
日時:2023年5月27日(土)19時~20時30分
場所:妙行寺(鹿児島市和田1-4-1)
テーマ:貯めるだけでなく使えることが大事なお金~使える・渡せる・利用できるがkey~
話題提供者:福村 雄一氏(司法書士・東大阪プロジェクト代表)
次回は大阪からお話しに来ていただきます。
- 価格: 2970 円
- 楽天で詳細を見る
↑こちらの本を書かれた方です。私もお会いできるのを楽しみにしています!
縁起でもない話をしよう会にご興味のあられる方はぜひ「縁起でもない話をしよう会Facebookグループ」にご参加ください。縁起でもない話をしよう会は鹿児島市だけでなく、大阪府、福岡県、大分県でも開催されてきました。各地での開催報告等も掲載されています。
皆様と縁起でもない話ができる日を楽しみにしています。
~おまけ~
子は人様に抱っこされて、気持ちよさそうにずっと眠っていました(帰宅した瞬間大暴れ💦)。舟井さん、長時間抱っこしていただいてありがとうございました。
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