合原ちひろの絵日記@鹿児島市

~清く まっすぐ おもしろく~

地域でともに生きること~福祉施設が地域とどうつながるか~施設の現状と課題

午前中の臨時会の議案の勉強会の後、地元に戻り、講演「地域でともに生きること~福祉施設が地域とどうつながるか~施設の現状と課題」を拝聴しました。

希和子さんお話しくださったのは、社会福祉法人旭生会理事長の園田希和子さん。

2つの老老介護の事例を挙げつつ、私たちに自分の「行く道」を考えるヒントをくださいました。

講演
幸せな終わりを過ごすために大事なこととして、①タイミングの見極め(判断)が大事、②自分に合うケアマネージャーを選ぶこと(選べるし、変更できる!)、③ケアマネージャーや事業所と密に連携を図ることを説かれました。

ケアプランの良し悪しが、人生の良し悪しを決めるといっても過言ではないそうで。介護を受けている人を介護している家族の状況までみて考えてくれるのがケアマネージャーであるとのこと。

確かに。

亡き父のケアマネさんは、家族の話もよく聞いて下さり、最期入院先から自宅に戻るにあたってもいろいろ考えてくださいました。

希和子さんは、伝えることの大切さもお話しされました。「適時、適切、的確に伝える」「遠慮しない」「面倒臭がらない」のがポイントであると。

介護中もそうですが、育児中も同様のことが言えるよなぁと思いました。(今もしんどい私・・・)

希和子さん

高齢期には、
①まだまだ元気に活動できるステージ→社会の中での活躍の継続を望む

②暮らしの中でちょっとした不便や困りごとが増えていくステージ→家族や他人に面倒を見てもらうのは気が引ける、できる限りいつまでも自立した生活を続けたい

③本格的な医療や介護を必要とするステージ→最後まで住み慣れた地域及び自宅の中で暮らし続けたい

の3つのステージがあるそう。

要支援1から要介護2までの期間が特に、さまざまな見極めが難しい時期。自宅で過ごそうと頑張りすぎると誰かを犠牲にすることがあります。心をやわらかくして施設やサービスを選んでほしいです。

施設についても現状についてのお話を聞いたり、実際の写真を使った動画を拝見したりでき、この場に足を運んでよかったなと思いました。

最後に、ちょっときついなと思ったらSOSを、助けてという勇気を持つことが大事であると強くお話しされました。

住職というわけで、今回のお話の1番のポイントは「助けて―!とご住職に言う」でした(笑)。ご住職、いろんな方とお知り合いなので、いろんな専門家につないでくださいますもんね。

ブログのまとめは雑になっちゃいましたが、ひとりで抱え込みすぎないことは、生きる上で大切なことだよなぁとしみじみ感じて会場をあとにしました。

縁起でもない話をしよう会 鹿児島市

そしてしつこいようですが、5月27日(土)19時から妙行寺(鹿児島市和田1-4-1)にて”縁起でもない話をしよう会”があります。知って、語り合う良い機会です。ぜひ。

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