2024年6月17日(月)にした個人質疑の内容の報告ブログです。
今回は主権者教育と投票率の向上について。
4月に鹿児島市議会議員選挙がありました。投票率は40.70%と、2020年の前回の選挙時の37.32%よりも3.78ポイント上回りました。
しかし、コロナ禍前には戻っていません。市民に一番身近であるはずの市議会議員を選ぶ選挙の投票率がこれほどまでに低いのは問題です。
(それだけ議員が遠い存在なのでしょうか。私自身もどうしたらいいのやらと模索中です。)
鹿児島市議会では、議会改革推進ワーキンググループの1つに広報広聴グループが立ち上げられ、今後、こども議会などを検討するなど市民の皆様に関心をもっていただけるよう努めてまいります。
本市の選挙管理委員会としては、これまでにも啓発活動や主権者教育を継続しておられますが・・・と、以下質問と答弁を。
①選挙管理委員会の主権者教育の取組(児童・生徒向け、一般向け)は?これまでの課題と今後の取組は?
A:主権者教育に関する選挙管理委員会の主な取組として、小中学生や高校生等に対し、選挙制度の説明や模擬投票を行う「選挙の出前授業」のほか、ポスター、作文コンクール等を行っておりますほか、大学、短大、専門学校等を訪問しての投票の呼びかけや、「若者と政治や選挙を語る会」などを実施しているところでございます。
※参考
■選挙の出前授業|鹿児島市
■明るい選挙啓発ポスターコンクール|鹿児島市
■明るい選挙啓発作文・標語の募集|鹿児島市
一般向けといたしましては、選挙啓発標語等の募集や、選挙を考える市民のつどいの開催など、政治意識の醸成に努めているところでございます。
※参考
■選挙啓発標語・川柳・薩摩狂句の募集|鹿児島市
■選挙を考える市民のつどい|鹿児島市
今回の市議会議員選挙の投票率は、前回を上回ったところでございますが、若年層も含めて、依然として低い水準にあると認識しており、引き続き、効果的な主権者教育や啓発活動に取り組んでいく必要があると考えております。
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政治や社会のことに関心を持ち、それを自分ごととして捉え、自ら考え、自ら判断し、選挙などに主体的に参加する態度は一朝一夕に身につけられるものではありません。
よく若い世代の投票率の低さが話題になりますが、子どものお手本となるべき親世代の投票率も高くはありません。親子ともに学べる機会を提供することが、家庭での語り合いにもつながる効果的な取組ではないかと思料いたしますので、ご検討いただけるよう要望いたします。
と、主権者教育についての部分は締めくくりましたが、うーん。
今、鹿児島県知事選挙の真っ只中です。
鹿児島市議会議員選挙は定数45に対し61人が立候補していたので、自分の思いを誰に託せばいいかを考えるのも大変だったでしょうが、知事選の候補者は3名です。
選挙公報やビラ、それぞれのウェブサイト等を見て、考えて、投票に行きましょう!
→鹿児島県/令和6年7月7日執行鹿児島県知事選挙
長くなりましたので、主権者教育と投票率の向上についての個人質疑の内容はその2に続きます。
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