合原ちひろの絵日記@鹿児島市

~清く まっすぐ おもしろく~

わたし×地方自治~地方自治を担う女性のエンパワーメントアクティブセミナー~②

鹿児島県男女共同参画センター主催の令和6年度の「わたし×地方自治地方自治を担う女性のエンパワーメントアクティブセミナー~」を受講しています。

11月9日(土)は、弁護士の上谷(かみたに)さくらさんが「誰もが安心して働ける組織づくりをめざす女性のエンパワーメントセミナー」と題して、ハラスメントや生活にまつわる法律等についてお話しくださいました。

男女共同参画 エンパワーメントセミナー
ハラスメントは、相手の意に反する言動により、不快にさせる、尊厳を傷つける行為。ただ、人によって嫌だと思うポイントは違いますし、関係性によっても受け取り方が違います。

上谷さんがご紹介くださった「ハラスメントカオスマップ 2022年版」を見てみても、よくわからないものが…(-_-;)

職場におけるセクハラとコミュニケーションの違いは、一義的には言えないし、関係性やいい方にもよるけれど、「それが仕事に必要な言動なのか」を考えてみれば判断しやすいとのことでした。

また、パワハラと指導の違いについては、「セクハラよりも判断が難しい」と。

性的なことは仕事に関係ないけれど(一部の仕事を除く)、指導は仕事には必要。今は上司や先輩も後輩になかなか言えずに困っていると。・・・確かに。

指導するときは1対1ではなく、複数がよいが、多すぎるとハラスメントと言われるので、自らパワハラと言われぬよう身を守らないといけません。自分がハラスメントに遭った場合は、①望んていない意思を示す、②証拠を残すことが大切ですと教えてくださいました。

■セクハラ
雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律の第11条
パワハラ
労働施策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律の第30条の2

その他のハラスメント等についてもお話しされましたが、今回のお話の中で一番響いたのが「アクティブバイスタンダー(行動する傍観者)」についてでした。

アクティブバイスタンダーとは、ハラスメントやさまざまな暴力や差別が起きたとき、その場に居合わせた第三者が被害を軽減するために、状況に応じてできる行動をする人のことです。

「アクティブバイスタンダー」については、ネットを検索するといろいろ出てきますが、お話の中で紹介くださったアクティブバイスタンダーができる5つの介入方法について佐賀県のサイトのリンクを貼っておくので、ぜひご覧ください。
令和4年度 新着人権啓発パネル&人権啓発DVD情報 / 佐賀県(こちらの20番のパネル)

「誰でも、できることは必ず1個はある。状況が悪化することを防ぐことができる。」と上谷さんはお話しくださいました。

いろいろ思うことのあるこの半年。
果たして私は何ができるのだろうかと悩み続けている日々でもあります。うーむ。

ハラスメントのお話の後は、家庭における法律的なことがらもお話しくださいました。

最後に実体験として「法律は知っている人しか守ってくれない。知らないとなかったことで終わってしまう」とおっしゃいました。

私も、学生時代にそう思うことがあったから、大学は法学部法律学科に進学しました。そこで学んだことがすべていかされているかと言われるとそうではない気もしますが(-_-;)

学び、気づき、行動していけるよう努めます。(もっと体力がほしい…)

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