地域における公共交通に関する懇話会(地域懇話会)が、谷山都市整備課の2階会議室で開催されました。私は「谷山地域」を対象としたものに参加させていただきました。
会場である谷山都市整備課は自宅から歩いていけるので個人的にありがたかったです。
コミュニティバス「あいばす」を中心とした公共交通の現状や課題の共有、谷山地域における「あいばす」の利用状況や移動実態をもとに、地域住民のニーズ・改善点の共有をすることが今回の地域懇話会のテーマでした。
鹿児島市が一定の基準に基づいて選定している「公共交通不便地」は16地域あり、コミュニティバス「あいばす」や乗合タクシー等を運行しています。
はじめの15分程度はその現状等について説明がありました。
「あいばす」の課題として、①利用者数が少ない(1便あたり全地域平均3.6人)、②1人あたりの補助金額が高い(全地域平均1382円)、③運転者不足、④車両の老朽化(購入から10年以上が経過)、⑤運行ルートの長大化(最長約128分)があるとのこと。
谷山地域の「あいばす」に関しては、1日10便運行し、1便あたりの平均利用者数は5.1人、谷山電停・高齢者福祉センター谷山・大御堂での乗降者数が多いこと、利用者の7割が女性、8割以上が高齢者であることなどを示されました。その他、アンケートの分析による谷山地域での移動実態も示されました。
その後はグループごとの座談会。
説明のときはおとなしく座っていてくれた1歳11か月もだんだん飽きてきました(-_-;)
私のいたグループのメンバーは、東谷山小学校区の方、谷山小学校区の方2名、西谷山小校区の方、和田小学校区の私と交通政策課の方、日本工営の方。それぞれ自己紹介をした後、移動に関するニーズや困っている点、どんな声があるか等ざっくばらんに語りました。
最後は各グループで出た声を進行役の方が発表され、会場全体で共有して終わりました。(この地域懇話会は来年度もあるそうです。)
この地域における公共交通に関する懇話会(地域懇話会)は、今後、11月30日(土)には吉野、吉田、喜入地域を対象としたもの、12月7日(土)には伊敷東部、伊敷西部、郡山、松元地域を対象としたものが開催されます。
↑こちらにリンクなどを貼っています。
実際に参加してみて、行く前に思っていたよりも資料が充実していて(←すみません💧)、座談会でもさまざまな意見が出て、「あっという間に1時間過ぎてしまった!」と感じるものでした。
お住まいの地域の公共交通についての現状を知り、そして声を直接届けることができるよい機会です。ぜひお住まいの地域の地域懇話会に足を運んでみられてください。
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