2025年2月26日(水)の市民連合の代表質疑の内容をブログでも少しずつお知らせしています。
今回は、「高齢者保健福祉・介護保険事業計画における認知症施策について」です。

①国の認知症施策推進基本計画で定義された新しい認知症観とは?
A:お触れの国の計画において、「新しい認知症観とは、認知症になったら何もできなくなるのではなく、認知症になってからも、一人一人が個人としてできること・やりたいことがあり、住み慣れた地域で仲間等とつながりながら、希望を持って自分らしく暮らし続けることができるという考え方である」とされており、認知症の人を単に「支える対象」としてではなく、地域を支える一員として捉えるなど、前向きなものとなっております。
②国の基本計画の重点目標のうち「認知症の人の生活においてその意思等が尊重されていること」「認知症の人・家族等が他の人々と支え合いながら地域で安心して暮らすことができること」に関連する取組について、これまでの成果と課題は?
A:お触れの重点目標に関して、本市においては、認知症等見守りメイトの活動促進やチームオレンジの設置運営支援などにより、本人の意思が尊重された生活の継続への支援や認知症の人や家族が地域で安心して暮らすことができる体制の構築が図られてきています。
課題として、今後は、当事者の意向を踏まえた施策をさらに推進していく必要があると考えております。
③課題克服のためのこれからの取組は?
A:令和7年度は、本市認知症施策推進計画である「認知症オレンジシティ推進計画」の策定に向け、本人ミーティング・家族交流会や個別の聞き取り調査を実施する予定としており、特に、個別の聞き取り調査では、本人や家族と日頃から接しているケアマネージャー等による対面での聞き取りを行うことで、当事者の率直な思いや経験などを丁寧にくみ取ることができると考えております。
④本市各部局との連携のありようは?
A:認知症施策に関し、これまで、虐待対応や人権擁護業務においては市民局と、職員、生徒、児童への認知症サポーター養成講座の開催においては総務局、交通局、教育委員会などと連携を図っております。
認知症施策は、さまざまな分野にまたがり、庁内間での連携が重要であることから、施策の推進にあたっては、今後、分野横断的な取組がさらに進むよう、関係部局に呼びかけてまいります。
⑤共生社会を実現した姿は?
A:本市においては、今後、認知症施策を更に推進し、市民、事業者、行政が一体となって、認知症の予防や理解促進等を図ることで、認知症の人を含めた市民一人一人が個性と能力を十分に発揮し、相互に支え合いながら共生する活力ある社会を目指してまいりたいと考えております。
ーーーーーーーーーーーーーーー
と、いうわけで、チームオレンジたにやまの次回のサロンのお知らせです。(唐突)

次回は2025年3月22日(土)13時30分から15時まで、妙行寺の門徒会館(鹿児島市和田1-4-1)にて開催します。次回はちゃんとお茶菓子も用意する予定です。(飲み物もいろいろあるかも✨)
予約も参加費も不要ですので、認知症に関する相談をしたい方、たんにお茶を飲みたい方、どんなことをしてるのか気になっている方・・・どなたでも参加できますので、お気軽にお越しください。
”てらの保健室”も同時開催ですので、看護師さんや薬剤師さんやお坊さんにもご相談いただけますので、ぜひ!
🌟合原ちひろFacebookページ
🌟合原ちひろTwitter
🌟合原ちひろLINE公式アカウント
🌟合原ちひろインスタグラム
🌟以前のブログ「終活行政書士 合原千尋の絵日記@鹿児島市」