合原ちひろの絵日記@鹿児島市

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市立病院の経営状況について(代表質疑より)

昨日まで常任委員会での議案の審査でした。
産業観光企業委員会では、議案31件を審査し、8件の報告を受けました。議案31件のうち17件が意見の一致が見られず、採決をし、原案可決となりました。来週の本会議で委員長報告をします。

帰りのJRの車内で寝そうになりましたが(以前、前之浜まで寝てしまった経験あり)、何とか起きていられました。きつかった…。

さて、2025年2月26日(水)の市民連合の代表質疑の内容をブログでも少しずつお知らせしています。

今回は、「市立病院の経営状況について」です。

鹿児島市議会
①年度末資金残高の過去5年間の推移は?

A:年度末資金残高について、令和元年度から5年度まで順に申し上げますと、132億7700万、129億8000万、138億9600万、144億8100万、119億1300万円でございます。

②経営計画と乖離してきた理由と今後の見直しの考えは?

A:7年度予算が経営計画での収支見通しと乖離した主な理由は、患者数や診療単価が見込みを下回ったことや、物価高騰、人件費上昇が想定を上回ったことなどによるものでございます。

また、同計画につきましては、今後の経営状況を踏まえた上で、見直しの必要があると判断した場合には、9年度に予定している中間見直し時期の前倒しも検討しております。

■参考
鹿児島市病院事業経営計画 | 鹿児島市立病院

③再整備計画の遅延の要因とその影響は?

A:再整備における増築本体工事の入札不調の要因については、関係団体からの聴き取り調査等を実施し、現在、分析を行っているところであり、その結果を踏まえ、改めて、対応方針等を検討する必要があるものと考えておりますが、令和10年3月に予定している増築棟の供用開始時期などに、影響があるものと考えております。

④南九州における中核的病院としての診療科整備状況の認識は?

A:当院は現在、33の診療科を標榜しており、高度急性期医療等を担う県下の中核的医療機関としての診療体制は、整っているものと認識しております。

⑤病院独自での黒字化への取組と赤字経営からの脱却の見通しは?

A:黒字化への取組につきましては、新入院患者数の増や平均在院日数の短縮などによる収益確保と、業務効率化等によるコスト削減に努めてまいりたいと考えております。

今後の見通しにつきましては、経営計画期間内の経常収支黒字化を実現したいと考えておりますが、再整備における入札不調の影響も踏まえた上で、引き続き、経営計画に掲げる施策を着実に推進し、早期の経営化以前に努めてまいります。

⑥設置者としての病院経営への責任の認識は?

A(市長):病院事業は、市民の健康保持に必要な医療を提供するために行っており、設置者として、本事業の維持のため、これまで財政的な支援も行ってきたところでございますが、コロナ禍以降は、医療需要の変化や働き方改革に加え、物価高騰や人件費の上昇などから、年度末資金残高が大幅に減少するなど、急激に経営状況が厳しくなってきていると認識しております。

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今日は引きこもって仕事をします。

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