食べて籠るだけの旅。
食事が出てくる&片づけをしなくてよいだけでも助かります!
新型コロナウイルス感染拡大防止のために、①チェックインの前に手指消毒と体温測定、②エレベーターの利用は1組ずつ、③食事はそれぞれ個室で、④大浴場や露天風呂は人数制限あり、⑤館内のあちこちにアルコール消毒液の設置などさまざまな工夫がなされていました。
食べて籠るだけの旅、楽しみなことと言えば食ですよね( *´艸`)♪
今回、母を連れて行ったところは「夫婦露天風呂の宿 吟松」。夕食に「鹿児島黒会席」をいただきました。
前菜は、よもぎをクズで寄せた”よもぎ豆富”、銀ヒラスの上に卵のもとを塗り色彩胡麻を散らして焼き上げた”銀ヒラス色彩焼き”、ウニとすり身の中に野菜を入れ蒸し焼きにした”雲丹の千草焼き”、ゆり根を裏ごししてスモークサーモンを乗せた”サーモンゆり根寿司”、紫芋とかるかんを蒸しあげた”丸十軽羹”、キビナゴを山椒と甘辛く炊き上げた”キビナゴの有馬煮”、郷土料理の豚味噌をラー油でピリ辛に仕上げた”黒豚ラー油味噌”。
なぜここまでちゃんと書けるかというと、詳しいお品書きをいただいたからです。
お料理の説明を丁寧にすると時間がかかり飛沫が飛びやすいからとのことでした。配膳をしてくださる方は、マスクとフェイスガードを着用していらっしゃいました。
造りは、マグロと鯛とキビナゴ。
揚物は、砂むし(さつまあげ)。
写真は揚げる前です。飛魚、イトヨリ、鯵、エソ、スケトウダラのすり身で作ったさつま揚げを目の前で揚げてくださいます。
ふと気になったのが謎のカゴ。
卵が温泉に浸かっていました。後ほどごはんと一緒にいただきます。
焚合は、薩摩六白黒豚角煮。
お箸でさっと切れる柔らかさ。「家で作ってもこんなに美味しくできないよね。来てよかったね!」と言い合う、料理がそれほど得意ではない母娘。
焼物は、黒さつま鶏の麹焼き。
家ではこんなにお上品に鶏肉をいただくことはありません・・・。
強肴(しいざかな)は、鹿児島黒牛しゃぶしゃぶ。(写真は撮り忘れました)
ご飯と汁物。
カツオの生節、薬味、たくあん、大根葉ピリ辛炒めをご飯と、先ほどのカゴに入っていた温泉たまごを乗せてかき混ぜていただきます。
「半分ほど召し上がられましたら、お吸い物を入れていただいても美味しいですよ」とのことでした。
最後は甘味。
抹茶のきいたプリンの上に、大学芋とわらびもちが乗せられたもの。かなりお腹いっぱいになりました。
他のお客様と時間をずらして温泉に行こうと思い、食事の後しばらく部屋で過ごしていたら花火の音がしたのでひとりで外に出ました(夫も母も興味がなさそうで)。
近くのホテルが打ち上げている花火!
音にひかれて出てきた方々も、他の方と数メートルあけて立っていました。「今年は花火を見ることはないだろうな」と思っていましたので、思いがけずうれしかったです!
夕方に出発して、ご飯を食べて、温泉に浸かって、寝て、温泉に浸かって、朝食を食べて、昼前には帰り着くというごくごく短い時間の旅。「場所が変われば気分も変わるかな?」と思ってのお出かけでした。
・・・おいしかったお料理を思い出しながら明日の健康診断に備えます。もう水しか飲めません(泣)。
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