鹿児島市議会の建設消防委員会の行政調査で、愛知県名古屋市、三重県四日市市、東京都世田谷区へ。
7月9日(木)は、三重県四日市市にてウォーカブルなまちづくりについて学びました。
初めての四日市市。
私は空いた時間で「四日市公害と環境未来館」にも足を運びましたので、それについては後日ブログに書きますね。

四日市市では、令和5年5月に「ニワミチよっかいち」中央通り再編基本計画を策定し、JR四日市駅・近鉄四日市駅の駅前広場整備と連携して、両駅を結ぶ中央通りの街路空間再編や公園再整備により居心地がよく、歩きたくなる魅力的なまちなかを形成し、中心市街地におけるにぎわいの創出や都市の魅力向上に取り組んでいます。
→「ニワミチよっかいち」中央通り再編基本計画について | 四日市市役所

令和8年6月に完成した近鉄四日市駅東側の近鉄百貨店内連絡通路には、中央市街地再開発プロジェクトのパネルが展示してありました。

近鉄四日市駅西側からJR四日市駅前までの約1.6kmの区間のプロジェクトです。
昭和25年頃の中央通り。
昭和41年の中央通り。

工事着手前の中央通り。
まちの変遷を知り、これからどう変わっていこうとしているかがよく分かるパネル展示でした。
こちらは、宿泊したコンフォートホテル四日市のフロント付近からの眺めです。令和7年12月に完成した円形デッキと工事中のバスタ四日市などの様子が分かります。
中央通りの空間整備に関わるデザインの目標を提示することで、異なる活用の担い手(官・民)や異なる敷地(道路・公園)を一体的にデザインし、四日市のまちのエリアブランディング・価値向上を実現するために景観形成戦略もたてられていました。
中央通りの沿道建築物等のデザインの指針として①低層部への賑わい施設の導入、②回遊性向上に寄与する滞留空間の設置、③豊かな緑の導入や建物の機能性向上が示されており、宿泊したホテルは①~③のすべてを取り入れたものとなっていました。

「ニワミチよっかいち」とは、緑と人の豊かな関係をともに育んでいきながら、自由に立ち寄り、気兼ねなく過ごせる「ニワ」の役割に加え、歩行者中心の考え方に基づきつつ、市民が自分の空間として使い、様々な出来事に出会い、歩きたくなるような「ミチ」の役割を担っていきたいという意味が込められているそうです。
この中央通りには、今回の再編で屋外のオープンスペースがつくられるので、指定緊急避難場所等への活用を目指しているとのことでした。
近鉄四日市駅とJR四日市駅の中間あたりに、四日市市役所がありました。
JR四日市駅方向から見た中央通り。
前日の夕方は近鉄四日市駅周辺(主に西側)、調査日の朝4時30分から1時間ほどは近鉄四日市駅からJR四日市駅まで及び諏訪公園・諏訪神社あたりを実際に歩いてみました。(写真は100枚ほど…)
この中央通り再編事業とあわせて、道路管理者が主体となって行う集約型公共交通ターミナル(バスタ)の整備・マネジメントにより、地域における課題を解決するとともに、みち・えき・まちが一体となった新たな空間の創出により、道路ネットワークの機能を最大限に発揮し、地域の活性化や災害対応の強化、生産性の向上の実現を図る未来志向の新たな取り組みである「バスタプロジェクト」も進められていました。
→道路:バスタプロジェクト - 国土交通省
この近鉄四日市駅バスターミナル整備の事業費は約75億円…に物価高騰等その後の変更などで+52億円。財源は国3分の2、県3分の1なので、四日市市の持ち出しはゼロ。
バスタの整備の分のお金がかからなくなったので、その分、中央通りの再編に投資することができるようになったとのこと。なんと!
中央通りに5Gを入れ、スマート機器を導入し人流や環境のデータを取り入れ、電気や水道もひいて…伺っているだけでもわくわくしました。
鹿児島は…。
戻ってきてから資料を読み直し、どうすればいいかなぁと悶々としているところです。
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