合原ちひろの絵日記@鹿児島市

~清く まっすぐ おもしろく~

「無礼の言葉」とは何ぞや。

10時から議会運営委員会があり、傍聴させていただきました。

25日(木)に本会議で委員長報告と議決をし、6月議会は終了予定です。

今議会では、同じ会派の先輩である伊地知紘徳議員の個人質問に対する答弁で、森市長は「新型コロナウイルスの影響を受けた中小企業向け事業継続支援金の対象を”全ての業種”に広げる」考えを明らかにされました。

鹿児島市事業継続支援金の給付(対象を全業種へ拡大)|鹿児島市
対象業種を全業種に拡大し、要件を緩和、申請受付期間が延長されました。


19日(金)の常任委員会では初めて質問をし(たいした質問でもないのに汗だく)、各委員会で議論を尽くしたので後は本会議の最終日を迎えるのみだと、新人の私は思っていたのですが、なんのなんの。

議会運営委員会 鹿児島市議会

地方自治法第132条第1項
普通地方公共団体の議会の会議又は委員会においては、議員は、無礼の言葉を使用し、又は他人の私生活にわたる言論をしてはならない。

こちらが問題となりました。

議員控室で先輩に「この文章を読んで違和感を覚えるところに線をひいてごらん」と発言された内容が書かれた紙と、「これを基準にね」と、地方自治法第132条の条文とそれに関連する判例の一部が書かれた紙を渡されました。 

何が無礼の言葉にあたるのか。
相手に無礼な発言をすることは議場でなくともよくありません。

相手に対する人権侵害になっていないか、思い込みを事実と誤認させるような発言となっていないか、その言葉を使う必然性など考えながら線を引きました。

議会運営員会の委員長を始め、委員の皆様はこういう議論を尽くしていらっしゃるのだな、私は本当にまだまだ何もできていないなと痛感しました。

9月には初めての個人質疑に立つ予定ですが、議会のルールや地方自治法を見直し、発言の重みと責任をあらためて感じ、胃が痛くなりました。(小心者…)


10時から始まった議会運営委員会は、休憩をはさみつつ16時頃終了。「今日はまだいいよ。夜8時過ぎになったこともあったよ。」と先輩からうかがって、わなわな震えながら帰宅しました。

よく見て、素直に聞いて、自分の頭でしっかり考えて、行動。その繰り返しです。

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