コロナ禍の今だからこそ「終活」や「葬送」について考えてみよう。そんな会が、昨日の午後に妙行寺(鹿児島市和田1-4-1)で開催されました。私も参加させていただきました。
登壇されたお三方は、妙行寺でも相談対応をしていらっしゃいます。
一人目は、ファイナンシャルプランナー・終活アドバイザーの関野さん。
関野さんはファイナンシャルプランナーとして、鹿児島市のひとり親等総合相談会や「親なきあと」相談室でも相談対応を!
今回は”終活”のさわりの部分をお話くださいました。
終活は、亡くなるための準備ではなく、これまでを振り返り、これからの人生をよりよく生きるためのまとめをすること。
そして、そこから見えてくるこれからの人生の新たな目標を達成するためには、①健康、②家族や仲間、③お金が必要です。と。
確かに!!!
また、あるところの調査によると、このコロナ禍で、一日葬や直送が増えたとのこと。簡略化すればよいというものではなく、今まで以上に「もしも」に備える必要があると私も思っています。
終活についてまとめたり、伝えたりするには、”エンディングノート”が便利です。”エンディングノート”を書いておくことも大切ですが、自分の周りの大切な人達と語り合っておくことも大切です。
そんな、”終活”のさわりの部分を丁寧にお話しくださいました。
お話の中で、関野さんがご紹介されていらした「ら・し・さノート®(エンディングノート)」を用いたセミナーが来月鹿児島でも開催されますので、ご興味のある方はぜひ。
詳細はこちら↓からどうぞ。
終活セミナー in 鹿児島 「ら・し・さノート®を活用しよう」 | NPO法人らしさ
二人目は、妙行寺よろず相談員の上高原さん。
34年間、葬祭業に携わっていらっしゃった上高原さんは”家族葬”についてお話しくださいました。
”家族葬”とは本来、故人とゆかりのある人々が集い、ゆっくりとお別れをするものであったはずなのに、名前だけひとり歩きして、単に簡略化されたものと捉えられているのでは?と。
このコロナ禍で、「3日間やっているから、三密を避けていらしてください」等というようにできる”家族葬(本来の)”が、改めて注目されているそうです。
準備する時間が短いため、終わってから8割の人が不満をもつと言われる葬儀。事前相談をするとよいとのこと。
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これ大事!!!
昨年亡くなった父の葬儀は、亡くなる一ヶ月前に弟と私で事前相談にいっていたので何も不満はありませんでしたし、むしろ私の母は担当の方のことをいたく気に入っておりました。
上高原さんは”事前相談”をおすすめすると同時に、魔法のことばを教えてくださいました。「コジンノイシデスカラ(断り文句)」
三人目は、有限会社縁の黒瀬さん。
有限会社縁さんは、改葬、海洋葬、洗骨、粉骨などトータルサポートをされています。
最近、お墓から納骨堂へのお引っ越しが増えてきているそう。
墓じまいの相談が100件あったら、そのうち80件は納骨堂へお引っ越しされるとのこと。そして、そのほとんどは”粉骨(パウダー)”にされるとのこと。
※粉骨はNGなお寺もあるので、ご確認を。
その他、海洋散骨やお手元供養のお話もありましたが、以前書いたブログのリンクを貼りますので、ご興味のある方はご覧ください。
第4日曜の午前中は、妙行寺の納骨堂にて黒瀬さんに相談できるそうですので、お気軽に足を運んでください。とても気さくで優しい方です。
以上、お三方のお話でした。
「自分はどうしたいか?」を考えるにあたり、まずは”知ること”って大事です!
今宵19時30分から寺猫ちょびちゃんねるで”縁起でもない話をしよう会”が公開されます。
ぜひご覧ください!
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