合原ちひろの絵日記@鹿児島市

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第28回縁起でもない話をしよう会「取材で出会った最期を迎える人たちとご家族の姿~ご自身のお父様の看取りを中心に」

2024年2月24日(土)19時から妙行寺の本堂(鹿児島市和田1-4-1)にて第28回縁起でもない話をしよう会がありました。

死に関する話題は一般的には「縁起でもない話」として避けられがちです。でも家族や自分の周りの大切な人たちと語っておく必要がある大切な話です。

妙行寺で開催している”縁起でもない話をしよう会”は、基本的には前半に話題提供者による縁起でもない話の話題提供、後半に参加者同士の語り合いをしています。

縁起でもない話をしよう会 鹿児島市今回は「取材で出会った最期を迎える人たちとご家族の姿~ご自身のお父様の看取りを中心に」をテーマに、NHK記者の池田誠一さんが話題提供をしてくださいました。

池田さんはこれまでに、NHKスペシャル「消えた高齢者”無縁社会”の闇」「人生の終い方」、クローズアップ現代「”最期のとき”をどう決める~終末期鎮静の葛藤」「家で最期を迎えたい~広がる在宅医療の陰で」「どうする隣の”遺品部屋”」などを担当されてきたそうです。

自己紹介と問題意識のお話、2015年のVTR「認知症の母を看取る」視聴、ご自身のお父様の看取りのお話、能登半島地震の現場でのお話をしてくださいました。

「正解のない問い」が迫られる時代に、ニュースウォッチ認知症の母を看取る」はさまざまな反響があったそうです。

縁起でもない話をしよう会 鹿児島市池田さんのお父様の看取りについてのお話を拝聴しながら、私は2019年3月に亡くなった自分の父の看取りについて思い返していました。

いろいろ考えすぎると5年たった今もいろんな感情が噴き出しそうになるので、以前書いたブログを貼り付けておきます。

正直、何が正解だったのか、いまだによくわかりません。

が、父の終末期に関わってくださった皆様とともに、あのときやれる精一杯はやったと思うのでよかったということにしています。

縁起でもない話をしよう会 鹿児島市VTRにも出ていらした小齊平先生が、「”これで”じゃなくて”これが”良かったんですよ」とおっしゃったその言葉に励まされた気がしました。

人生いつ何が起きるか分かりません。

縁起でもないと避けがちな話こそ、真に語り合っておかねばならない話だと自分の体験からも心の底から思っています。亡き父の最期を自宅で看取れたのも、縁起でもない話をしよう会でいろいろな話を聞き、それを家族に伝えていたからだと思います。

「まだ自分には関係ない」と思われる方も、知っておいて、語り合っておいて損はありません。ぜひ、縁起でもない話をしよう会に参加していただけたらと思います。

【次回以降の縁起でもない話をしよう会】
■第29回縁起でもない話をしよう会
日時:2024年5月25日(土)19時~20時30分
テーマ:身じまいの文化について語りあいましょう~私自身の生死に向き合うこと~」
話題提供者:榊原千秋さん(合同会社プラスぽぽぽ代表社員 保健師助産師・看護師)

■第30回縁起でもない話をしよう会
日時:2024年8月24日(土)19時~20時30分
テーマ:「人を支える人」をケアする~支援者支援を考えましょう~
話題提供者:津田政志さん(臨床心理士・からだメンタルラボ代表)

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