第8回鹿児島市セーフティコミュニティ推進フォーラムにて、黒野先生の「認知症を正しく理解し、地域で支え合おう」という演題のお話を拝聴しました。
以下、話の内容をちょっとだけ紹介します。
認知症は、歳をとると誰もがなる可能性のある病気だから注目されています。
認知症の方は、自分で自分のことを表現できません。誰かが(本人の代わりに)代弁しないと、その人らしさは失われます。だから、強力な味方が必要です!
周りの人とどのような関係にあるか。重要なのは死ぬ時ではなく、今。認知症になる準備が必要です。
認知症の完璧な予防はありませんが、”高血圧・糖尿病・高脂血症はきちんと治療”、”運動をする”、”5000歩以上歩く”、”ラジオ体操もいいですよ”、”ご近所づきあいを大切に”、”親しい人と連絡を取り合いましょう”等、誰もが今から取り組めることがあります。
認知症は、脳の病気であるから医療が必要ですし、生活に支障が出るから介護も必要になります。また、認知症の方は、出来ることと出来ないことが混在し、疲れやすいです。
認知症の方を支援するには、認知症に関する知識が必要です。知識だけでなく、認知症の方をよく観察し、出来ないことより出来ることに目を向けつつ、どうしてそのような行動をするのか、どこまで手伝っていいかを考えます。
認知症の方は感情で生きているので、感情で応えること。
まずは笑顔、そして明るい声かけ。うまく付き合っていくことで、認知症の方の尊厳を守ることもできます。
・・・ただ、私たちにも感情がありますよね。
支援したい、大切にしたいという想いがあっても、なかなかうまくいかないときがあります。亡き父は認知症ではなく高次脳機能障害でしたが、まぁ似たような感じのところもあり。他の方に対しても。
自己嫌悪に陥ることもしばしば。
「お互い完璧ではない。認め合うこと、許し合うことは多かれ少なかれ必要。地域の方とよい関係をつくるにはよい感情を。」と黒野先生。
認知症になっても安心して暮らしていけるために、信頼できる人が周りにいるように、ひとりにならないように、人と人との関係を大切にするなど、黒野先生のアドバイスを実践して生きていこうと思いました。そして、”かわいい認知症”になりたいです。
時折、ガラが悪くなるので(ブラック合原)、優しく微笑み、優しく声をかけるよう心掛けてまいります。
誰かのためだけでなく、自分のためにも認知症について学ぶことは大切だと私は考えています。「認知症サポーター養成講座」や「認知症等見守りメイト養成講座」などで学んでみてはいかがでしょうか。
「学んでみてはいかがでしょうか」と書いた私は、昨日、保育士試験を申し込みました。残り1科目”社会福祉”。今度こそ計画的に少しずつ…。(まだ手をつけていません)
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