2022年3月7日(月)の個人質疑では大きく分けて7つの項目について質問しました。その中の1つが「おくやみコーナーについて」です。
鹿児島市のおくやみコーナーは、2022年1月19日に本庁別館1階に開設されました。
某姫と一緒に見学し、担当の方が詳しい説明をしてくださいました。
今回の質疑では、おくやみコーナー開設後1か月の状況をうかがいました。
ざっとまとめます。
2022年1月19日から2月18日までの1か月間の死亡届の受理件数は、631件(本庁162件、支所合計469件)。
同じ期間におけるおくやみコーナーの利用件数は186件。うち、予約して利用されたのは94件。
死亡届を出された方のうち約30%がおくやみコーナーを利用し、利用された方のうち予約をされたのは約50%ということが分かりました。
当初、所要時間は約30分と見込んでいましたが、同期間の1件当たりの平均所要時間は約40分で、手続数が多いときは1時間を超える場合もあったそうです。
おくやみコーナーは、原則として来庁の3開庁日前までに電話で予約することとなっています。これは、予約受付後に、電話で聞きとった情報をもとに市民課以外の関係する課(10課)に照会をし、必要な手続の確認をするなど事前準備をするためです。
鹿児島市役所で行っている死亡に伴う手続は82、うちおくやみコーナーで対応するものは60。他の窓口につないだものは多い順に、①年金受給者の死亡届、②未支給年金の請求、③固定資産税等の相続人代表者指定届、④敬老パスの返還、⑤敬老パスの残額証明書の発行とのことでした。
おくやみコーナーでの所要時間を短くするためにも、今後ご利用される方は、ご予約をお願いいたします!!!
利用された方からも、おくやみコーナー担当の職員からも、関係課からもプラスな声が届いているようです。
そのことを伺い、「おくやみコーナーが開設されて良かったなぁ」と思いましたが、私は、電話での予約受付だけでなくその他の方法での予約受付の開始、支所への拡充も願っています。
電話以外の予約受付については、
「死亡に伴う手続をスムーズに進めるためには、健康保険の情報など、事前に確認すべき事項やお伝えすべき事項が多いことから、メール等での予約受付は困難であると考えているところでございます。」と、
支所への拡充については、
「おくやみコーナーの支所への拡充につきましては、本年1月に同コーナーを開設しておりますので、まずは、地域ごとの利用者数などの状況や課題等の把握に努めてまいりたいと考えております。」
とご答弁いただきました。
もうしばらく経ってからまた質問しようと思います。
他に、おくやみハンドブックやおくやみコーナーで工夫している点などをうかがいました。
おくやみコーナーを利用された方にアンケートを実施するなどして、市民の皆様の声を聞き、おくやみハンドブックについては、新年度に少し改訂されるようです。
現時点でのデータは、鹿児島市のウェブサイトに掲載されていますので、ご興味のあられる方はご確認ください。→おくやみコーナーをご利用ください|鹿児島市
ちなみに私の個人質疑の映像はこちら。→https://bit.ly/3i2ab5E
※鹿児島市議会のサイトに会議録が掲載されましたら、↑のリンクは(恥ずかしいので)消します。
終活情報登録伝達事業も・・・と思っているので、他都市の状況を調査したり、本市の現状把握をしたり、努めてまいります。
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