合原ちひろの絵日記@鹿児島市

~清く まっすぐ おもしろく~

わたし×地方自治:01新しい地域のかたちを構想する 老若男女の共同参画へ

2022年10月30日(日)に”わたし×地方自治地方自治を担う女性のエンパワーメントセミナー~”が始まりました。

8日間・全11回で地方自治を取り巻く現状などを学んで、多様な人の参画の社会的意義などを広く共有する公開講座・地域課題の解決を考えるワークショップなどがあります。

講座
初回は、内閣府参与、総務省顧問、男女共同参画会議議員などを歴任され、政府や自治体の政策論議に深く関わる福祉政治論の第一人者であられる中央大学法学部教授の宮本太郎さんの基調講演「新しい地域のかたちを構想する 老若男女の共同参画へ」でした。

自分の振り返りのために、少しだけメモします。

少子高齢化が進む中、社会保障支出は増大傾向。
しかし、社会保障支出の大半が社会保険の財源補填にあてられ、税のみで運用される生活保護や公共サービス(保育等)の財源は制約されている。

正規雇用層、ひとり親世帯、軽度の知的障害、低年金・孤立等の旧来の制度の支援が届かない”新しい生活困難層”が増大し、女性の中での”分断”が広がっている。

ダグラス・有澤の法則が崩れ、同類婚が増えており(パワーカップル、ウィークカップル)、人々の暮らしぶりはかなり複雑になってきている。

”ケア”とは、あなたの今、ここでの存在そのものに価値があるということを伝えるはたらきかけのこと。それが伝わったとき、はたらきかけた人自身も元気づけられる。

福祉国家であるスウェーデンは”ワーク・ライフ・ケアバランス”を推進している。(レッジョエミリア方式の保育、障害者ケアのアシスタンス補償法、隣人介護休暇制度等)→ケアの質が地域の命運を分ける!

職と住がジェンダーと空間で切り離され、学びやケアの機会がライフサイクルで決められていたまちから、”ごちゃまぜ”のまちが現れてきている。→具体例多数。


ざっとまとめましたが、地域の在り方の転換が求められています。

誰か任せではなく、かといって押し付けでもないまちづくり。ごちゃまぜに秘められた可能性を発揮できるよう、学び、働きかけていきたいです。

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