2024年7月16日(火)から19日(金)まで、鹿児島市議会の産業観光企業委員会の行政調査でした。
初日は千葉市役所へ。
令和5年6月に全面供用が開始されたばかりの庁舎は屋上緑化(上の写真)、壁面緑化、街路樹など緑を使った開放感のあるつくりで、前回訪問したときにはベビー休憩室の広さと綺麗さに感動しました。(もちろんユニバーサルデザイン)
えぇ、実は昨年の秋にも千葉市役所を訪問しました。
昨年は、チームオレンジ等認知症施策について学ぶために会派の先輩方と3人で訪れました。(上のブログはそのときに学んだことを参考にした個人質疑)
今回は、「農産物の高付加価値化と販売・PR力の強化の取組」と「企業立地の促進」の2項目について学ばせていただきました。
■企業立地の促進について
千葉市は職住近接で、半分以上が千葉市で勤務されているとのこと(人口は98万4000人ほど)。
雇用の創出と税源の涵養(かんよう:無理のないようだんだんに養い作ること)を目的に企業立地を促進されています。
→千葉市:企業立地ガイド(トップ)
→千葉市:企業立地ガイド(補助金制度)
補助制度は複雑ですが、企業のニーズを捉えてなるべくスピーディに対応しているところを強みとされていました。
■農産物の高付加価値化と販売・PR力の強化の取組について
農業経営者が減っている中で、若者に選ばれる職業に、そして高い収益を上げられるようにとのことで、①「つくたべ」による地産地消、②食のブランド「千」の展開をされていました。
①「つくたべ」による地産地消
地産地消は、二酸化炭素の削減と物流が厳しくなっている近年は特にメリットがある。直売所だと手数料が少ないため、農家の手取りが多くなる。
→千葉市つくたべ | 千葉市農産物の地産地消プロジェクト
ラストワンマイルをやらない物流でもある「やさいバス」は静岡でやっていた取組を参考に始めたが、実現するまでに半年かかったそう。
→やさいバス
九州でやっている自治体はないみたい。
千葉市の学校給食は、小学校は自校式、中学校は給食センター方式。出張授業も開催されていました。
→千葉市:小中学校給食での地場農産物の利用について
②食のブランド「千」
コンサルタントに任せるのではなく、自治体中心で取り組んでいる。
→千(せん)| 千葉市「食」のブランド
上のサイトの動画でもお話されている佐古さんがご説明くださいました。
食材だけでなく加工品やサービスも食のブランド「千」として認定されています。
千葉市役所に行く前に千葉駅で、第1回で地域と食の活性化への取組で認定された「レストラン今日和」で昼食をとりました。それについては次のブログで。
しばらく行政調査に関するブログを続けます。
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