合原ちひろの絵日記@鹿児島市

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こどもの未来応援条例の普及・啓発について(個人質疑より)

2023年12月11日(月)の個人質疑の7項目目に、こどもの未来応援条例の普及・啓発についてお伺いしました。

個人質疑の内容についてあれこれ書くよりも先に、「こどもの未来応援条例施行記念イベント」のご案内をします。

【生きる・育つ・守られる・参加する 子どもを皆で支えよう!】
日時:2024年1月27日(土)13時30分から17時
場所:鹿児島市国際交流センター(鹿児島市加治屋町19-18)
内容:
1専門家の話を聞こう
基調講演「こども基本法によって私たちはどう変わることが求められているのか~子どもの権利をまもるために~」
講師は、甲斐田万智子さん(認定NPO法人国際子ども権利センター代表理事文京学院大学教授)

2具体的な取り組みについて知ろう
認定こども園錦ヶ丘、鴨池中学校校則見直し検討委員会、八幡こどもプロジェクトチームによる事例発表

3みんなで対話しよう(意見交換)
コーディネーターは髙﨑恵さん

申込〆切は2024年1月19日(金)です。詳しくはこちらから。→こどもの未来応援条例施行記念イベント~生きる・育つ・守られる・参加する子どもを皆で支えよう!~|鹿児島市

個人質疑の話に戻ります。

個人質疑令和5年5月5日に施行された「鹿児島市こどもの未来応援条例」については、施行後の普及・啓発が肝要であるとの思いから質問しました。

はじめにパンフレットについて伺いました。
①当初の作成数(小学1・2・3年生向け、小学4・5・6年生向け、中学生・高校生
向け)、増刷数及びその理由は?
→小学1・2・3年生向け1万7000部、小学4・5・6年生向け1万7500部、中学生・高校生向け3万5000部を作成いたしましたが、配布時点における児童の変動等により、合計で1600部、増刷したところでございます。

※こども向けのパンフレットはこちらからご覧いただけます。→こどもの未来応援条例(みらいおうえんじょうれい)|鹿児島市

②配布先は?
→市内にある公立・市立の小・中・高校や、特別支援学校等でございます。

増刷もされたこどもの未来応援条例の啓発用パンフレットを、配るだけにとどめるのではなく、授業や研修等で取り扱っていただけるよう期待しています。

本市は、市のホームページに条例の概要、全文、逐条解説を掲載されるなどの取組もしていますが、それでは不十分ではないかと思い、続けて質問いたしました。→鹿児島市こどもの未来応援条例|鹿児島市

②保育園や幼稚園、市内の事業者、地域の方等に対する取組は?
→こどもの未来応援条例では、保護者だけでなく、保育所・学校などの「育ち学ぶ施設」や「地域」「事業者」等に、子どもの主体的な取り組みを支えていただくこと等を求めていることから、それぞれの立場で担う役割等の周知を図り、具体的な活動として広げていくこととしております。

そのようなことから、今年度は、本条例の概要等について本市ホームページや市民のひろば、子育てガイド等で広報したほか、民生委員の新任研修会等での説明や、「こどもの権利」をテーマとする市政出前トークを実施するなど、機会を捉え、支える側への周知広報にも努めているところでございます。

③こどもの未来応援条例に関する市民の声は?
→市政出前トークでいただいたご意見といたしましては、「子どもの権利を考えるとき、大人目線でなく、同じ目線で考えることが大事」、「大人自身が幸せであることや子どもの権利を知ることが、子どもの幸せや人権を守ることに繋がる」、「取組の実践例や具体例の説明がもっと聞きたい」などがあったところでございます。

④普及・啓発に関する今後の取組は?
→令和6年1月には、本条例や「子どもの権利」に関連する講演のほか、子どもや事業者等が取り組んだ事例の発表を行うイベントを開催する予定でございます。

今後とも、本条例で定める「こどもを権利の主体として尊重すること」や、保護者や育ち学ぶ施設、地域など支える側の役割等について、市ホームページ等での広報や研修等への支援など、様々な機会を通して、積極的な周知啓発を図るとともに、支える側が、子どもの主体性を尊重した取組を進められるよう、具体的な実践事例の収集等にも取り組んでまいりたいと考えております。

この答弁に対し、収集した事例は公開し、更なるよい取組につながる好循環を作れるように取り組んでいただくことを要望いたしました。

このブログをお読みくださった皆様、ぜひ「鹿児島市こどもの未来応援条例」のことを知って、行動していただければと思います。よろしくお願いいたします。

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