合原ちひろの絵日記@鹿児島市

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ミドルエイジのための終活ライフプラン塾5

2023年10月20日(金)19時から、「ミドルエイジのための終活ライフプラン塾」の5回目が妙行寺(鹿児島市和田1-4-1)で開催されました。

「ミドルエイジのための終活ライフプラン塾」は「自分にはまだまだ終活は関係ない」なんて思っていそうな若い方(どこまでを若いと言うかは微妙なところですが)におすすめです。

これまでのテーマは1回目「介護保険制度とケアマネージャー」、2回目「相続」、3回目「相続人」、4回目「介護」でした。5回目の今回は「認知症」です。

黒野先生済生会鹿児島病院内科部長在宅診療推進室長の黒野明日嗣先生が「もしもあなたやあなたの家族が認知症になったら」と題してお話しくださいました。

子を保育園に早めに迎えに行き、自宅で離乳食とミルクをあげてから参加したのですが、寝るかと思いきや元気いっぱいで💦前半はほぼ会場の外から拝聴しました。

齢を重ねると誰しも認知機能は落ちてきて、一部の人は認知症になる。そういうことを想定して準備しておくことが大切とのこと。

認知症の場合、日常生活に支障をきたすので、誰かの手助けが必要になる場面が増えます。だからこそ「いい最期に良い関係性は必要」とお話しされました。

それから「認知症になるのはなぜ嫌なのか」と問われました。

私は「今まで分かっていたこと、できていたことができなくなって、周りに負担をかけるから」と考えましたが、このブログを読まれた皆さんはどのように考えましたか?

この「認知症になるのはなぜ嫌なのか」に対して考えたことは、「認知症に対する社会的スティグマ」なんですって!なかなか自分では気づけませんよね・・・。

ここで、先日見た『オレンジ・ランプ』の丹野さんの話題になりました。

認知症になっても安心できる環境を認知症の人と一緒に作ってもらいたい」という丹野さんの言葉は、チームオレンジの活動と重なりました。チームオレンジの活動も少しずつ広げていきたいです。→チームオレンジたにやまのFacebookページ

終活黒野先生のお話を拝聴した後は、3~4人のグループを作って、認知症について「何を準備しておくべきか」(例:狭くても良い人間関係)、「なにに準備しておくべきか」(例:認知症に対するスティグマの解消)などについて語り合いました。

この語り合いの時間には子はぐっすりでしたので、参加された方と認知症や暮らしやすい社会等について語り合うことができました。貴重な時間を本当にありがとうございました。

次回のミドルエイジのための終活ライフプラン塾は「介護用品・住宅リフォーム」をテーマに、2024年1月19日(金)に開催されるそうです。ぜひ。

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